京都を代表するお寺の一つ。平安朝以来「清水(きよみず)さん」で親しまれてきた観音信仰の霊場で、西国三十三所めぐりの第16番の礼所にもなっています。
伝承によれば、宝亀9年(778)延鎮上人が夢で観音様からお告げを受けたことにより開山し、この延鎮上人に帰依した坂上田村麻呂が延暦17年(798)に十一面千手観音立像を安置するために仏堂を建てたのが始まりとのことです。
本堂は「清水の舞台から飛びおりたつもりで…」という言葉で有名な舞台造りで、139本の巨大な柱の組合せに支えられて断崖の上に建っており、さすがに高く、下を覗くとぞっとします。
この本堂の裏手には「えんむすびの神さま」として若い女性に有名な地主神社があります。
清水寺への参拝には、八坂神社から高台寺へ向かい、白い土塀の続く高台寺下の道を通って、京の坂道として知られている石段の二年坂・三年坂を上って清水参道へ…と、こんなコースをたどってみるのはいかがでしょうか。ことに高台寺から清水寺に至る道すがらには、骨董品、清水焼、竹細工、甘味などのお店が並んでいて一軒一軒のぞきたくなるようなお店ばかりですよ。
住所:京都市東山区清水1丁目294
投稿者:管理者 日時:2009年08月01日 10:48